喜餅英語落語の笑いの種類

一席お付き合いを。喜餅です。

小学生の頃、従兄弟のお兄ちゃんが通っていた高校の文化祭に行った時の話。

どこぞの教室で詩人のランボーを特集してたのね。ところが小学生時代のアタクシ、そんな風情のあるランボーじゃなくて、ジョン・ランボー・・・「For our country to love us as much as we love it! That’s what I want!」のランボーですよ。M60片手にぶっ放す、スタローン主演のランボー、そっちを連想しちゃったのね。「あ、ランボーだ♪映画の♪」みたいにね。

当然、間違ってる訳で。

そんな喜餅少年の「ランボーだ♪」に、その教室にいた女子高生(当時のアタクシからしたら、お姉ちゃんですよ)が「そっちのランボーじゃねぇよ」と。声のトーンとしては、「けっ!(侮蔑)」って感じの(笑)

いわゆる最近でいうところの、「けっ、にわかが!」的な。・・・まぁ、完全にランボー違いなので、にわかどころじゃないのだけど(笑)逆に詩人のランボー知ってて、薀蓄語る小学生いたら怖いんだけどね(笑)7つも8つも年上のお姉ちゃんに「けっ」なんてされた小学生の喜餅少年は、その詩人ランボーの素晴らしさを知ることなく、教室から出て行ったのよ(笑)

もう、これで、詩人ランボーとの出会いの可能性が、一つ減ったというね。罪なことをしたよ、その「けっ」といった女子高生。

こういうこと、きっと世間でもあるよね。知らず知らずの間に、アタクシも他の人にしちゃってるかも。「けっ、そんなことも知らねぇのかよ」的な。

落語鑑賞でも、あるだろうねぇ。

古典落語の中にはさ、落語の背景の話題とか知識を良く知ることで、更に噺の中身を楽しく観ることができる、なんてこともあって。まぁ、それが逆に落語を観たことがない方達からすること、敷居の高さになってたりするんだろうね。歌舞伎だとか文楽などという他の伝統芸能なんかもそうなんだろうね。

高尚であることも、大切ではあるのだろうけど。落語に関しては、いくら名人芸などと持ち上げられていても、多くの人に楽しんでもらえるように間口を広げる必要はあると思うんだよね。ましては英語落語、英語で落語、そもそも英語って要素があるだけで敷居が高いという(笑)さらに喜餅の英語落語でいうならば、日本語が入ってない、日本語で笑いをとりにいってないというね。

来てくださってるお客様の英語力だって千差万別、ネイティブもいたり、またネイティブに近い日本人もいるかと思えば、これから英語ができるようになりたいと思っていらっしゃる方だっている。

そんな多種多様なお客様に対応するために、アタクシが意識してるのは、質の違う「くすぐり」を入れること、かな。(厳密に言うと、本来の意味の「くすぐり」ではない。この記事での「くすぐり」とは、「笑いの箇所」という意味で使わせて欲しい)

アタクシは、大きく分けて、三つ。①顔や仕草などの見た目で笑ってもらう箇所 ②セリフまわしで笑ってもらう箇所 ③オマージュで笑って(場合によっては唸らせる、ニヤリとさせる)箇所 かな。

①については英語との距離感が遠いお客様のため。本当は桂枝雀師匠バリになれたらと思うけど、アタクシのニンとは違う。それに、アタクシのお客様の中には、目の不自由なお客様がいらっしゃるので、できればこの①に頼るのはしたくないんだよね。CDで聴いても、楽しんでもらえる英語落語にしないとね。そうはいっても、必要な要素であることは、間違いない。

②についてはアタクシにとっての本丸だよね。自らの英語力が上がっていけば、この②の部分ってのはもっと豊穣に、もっと多彩になると思ってる。韻を踏んでみたり、句動詞によるおやぢギャグ的なものをもっと入れたい。

③については、知的アプローチの部分も大きくある。例えばさ、洋画とかって、名作のセリフや場面オマージュって、よくあると思うんだよね。ユーガットメールでゴッドファーザーの名台詞が出てきたりさ。そういう、知ってる人だけがニヤリとするような、そういうの。寄席の後とかでアンケートに「あのセリフって○○のですよね」的なこと書いてもらって、アタクシも後からニヤリとするような(笑)

この三つの中でも、②と③だよなぁ、特に意識してるのは。今度また記事にしようと思ってるけど、アタクシがよく言う「英語力×落語力」のウチの英語力・・・でも、ただ英語ができるだけじゃだめ。沢山の本を読み、映画を観て、沢山の表現を取り込む・・・アンテナの鋭さが要求される。

アタクシの英語落語は、完全に発展途上だよ。まだまだこれから。だって、②と③の作業なんて、終わりがないもんね。名作と呼ばれる映画だって、まだまだ全然観てないし。

きっと今もってる演目だって、これからもどんどん成長し続けていくと思うわ。楽しみにしてて欲しい。

どんな風に変わっていくか・・・。知る人だけがニヤリとする・・・くくく。

反面、知る人しか笑えない独りよがりな英語落語になってもダメだしね。

もっと言うと、知る人しか知らない・・・更にその(喜餅を知ってる)人の数も、非常に少ない・・・そんな絶滅危惧種な英語落語家にならないように、バランスよくしないとね。

おあとがよろしいようで。

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About HoneyPotter

a Japanese/an English learner/a computer game player/a volunteer guide/an English rakugo performer (my stage name: 喜餅/Kimochi)
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