脚本の充実とキャラ確立で駆逐するのだ!

一席お付き合いを。喜餅です。

夜に入ってた打ち合わせが終わった金曜日、「そういえば金曜日って映画館レイトショーやってるよな」と思いチェックをかけたらやってたよ「進撃の巨人」が。石原さとみのハンジ観たい!なんて感情がふつふつと・・・。

ということで、進撃の巨人、観てきたよ。そこで感じた脚本とキャラ確立に関する話。若干のネタバレも含んでるので、観ようと思ってる人はやめておいてね。

映画そのものに関する感想はちょこちょこっとツイッターで呟いたよ。アタクシは原作(漫画)も読んでアニメも劇場版も観た上での鑑賞。基本、アタクシはおもしろいと感じるハードルが低い(採点が甘い)ので、映画そのものは楽しめたんだよね。

ただ、原作というフィルターを通してみると、色々な矛盾を感じたのは事実だったよ。装甲車が出てきた辺りはその絶頂だった。リヴァイ兵長という原作名キャラを実写で出さず、シキシマという登場人物が及川ミッチーぶりにキザに。いくら「リヴァイ兵長とは別人です」と言っても、なかなか原作イメージを払拭できなくて、逆に鑑賞中笑っちゃった(笑)原作との比較を採点ポイントとする方々からすると、許されない映画になっちゃってるかも知れないね。

・・・で、観ながらアタクシが思ったことは二つ。一つは「脚本って本当に大事だなぁ」ってのと、もう一つは「(俳優自身によるものか監督や演出家によるものかはわからないけど)登場人物のキャラだては、本当に重要だなぁ」って点。

さっき「原作との比較を・・・」って書き方したけど、映画を観に来る人って、全員が全員、原作を読んで(読み込んで)映画館に足を運ぶ人達ばかりじゃないよね。だから、原作との比較っていう点じゃなく、初見で観た人達にどうやって状況設定を早く理解してもらうか?または物語を矛盾なく進めていくかって、脚本にかかってると思うんだよね。

(今回は前編で、9月に後編が公開されるみたいだけど)まだ原作が完結していない中での映画化で、しかも中身をかなり圧縮する必要がある。だからそもそもの状況が変わった形でスタートするのは仕方ない。けれど、様々な点で「???」を感じる場面が多かったんだよね。ひょっとしたらそれは全て伏線で、後編で全部回収されるのかもしれないけどね。かといって前編である程度観客を納得(?)させないと、後編にお金を払って観に行かなくなる訳で。説明を多く入れ過ぎると、それはそれで冗長な感じになっちゃうし、さじ加減が難しいなぁと思ったなぁ。

そのシーンが本当に必要なのか?ってのも、勿論人によって違うだろうけど、あって勉強になった。登場人物の中でカップルが13日の金曜日ばりに最前線で人目を忍んで「いやん♪」なコトをしようとしている姿を主人公と主人公に近い女性が、何故かあたたかい目で見てるシーンとかちょっと意味がわからなくて。そこで急にその主人公の横にいた女性が「人妻はだめ?」的展開をみせる・・・そしてここで13日の金曜日的お約束か!って流れが(笑)

さらには、この辺りは原作リスペクトを意識したのだろうけど、原作で使われた印象に残るセリフが、ところどころ不自然な場面で不自然な採用のされ方をしてたんだよね。この部分は、アタクシも原作に引っ張られて観ちゃってたかもだけど、それでも脚本次第でこういうセリフって生きたと思うんだよねぇ。

そして、キャラ立て。映画やお芝居、プロの世界に首を突っ込んだことがないからわからないけど、こういうキャラだてってのは、俳優さんがある程度台本読みながら作り上げるのかな?それとも監督や演出家の意向が大きく反映されるのかな?どうもなんというか・・・凄くキャラがたってる人とそうでない人との落差を感じたというか。

さっきの「人妻はだめ?」的発言をした女性なんて、ほぼお母さん色なかったんだよ。見た目も雰囲気も「女の子」だったし。部隊招集(映画内の設定では志願した形になってて肉親との別離のシーンがあり、そこでお母さんと呼ばれてたのは呼ばれてた気がするけど)の時に各キャラの背景を裏付けるシーンはあったけど、凄く弱かったんだよね。
※記事を最後まで書き上げて読み直しながら「(映画の中の)赤ちゃん巨人の声に凄く強く反応(したことが結果的に周囲に迷惑をかけたことになったのだけど)したのは、母親だからこそなのか?」と思った。その辺りはお母さん色が出てるのかも。鑑賞してる最中は「壁が破れて2年経過してるのに赤ちゃんが生存してる訳がないでしょ!」なんてツッコミ入れてしまってたけど(笑)

そういう点では、キャラとしては一番原作に忠実(?)だったハンジ役の石原さとみとか、さっきのミッチーばりなシキシマさんとかは、キャラがたってたよね。映画にしっくりしてたかどうかは別として。キャラがたつってのは、決して全員が「俺が俺が」になることではないと思う。ただ、このキャラはこんな背景があって、こういう意図があってこういう感情でセリフを発してるってのが、もうちょっとわかる形であったらいいのになぁって思ったんだよね。

映画ではないけれど落語でも、既存の演目だろうがオリジナルの演目だろうが、脚本の充実としっかりとしたキャラたて、重要だと再認識したよ。今「どろぼうがっこう」を元にした噺を作ろうとしてるから、凄く勉強になったよ。

お目当ての石原さとみは・・・うん、石原さとみだった♪あと、サシャ役の子、可愛かったよ。

・・・って、最後はちゃぶ台ひっくり返し、ただのオッサン発言で記事をしめてしまった(笑)

おあとがよろ・・・しくはないな(笑)

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About HoneyPotter

a Japanese/an English learner/a computer game player/a volunteer guide/an English rakugo performer (my stage name: 喜餅/Kimochi)
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