地図の上、どこにいる?

一席お付き合いを。喜餅です。

いやはや、怒涛の4月が終わりを迎えてる。自分の寄席(東京)に、名古屋は西アサヒさんでの英語落語会、そしてトーストマスターズクラブのディヴィジョンF(関西・中部ブロック)スピーチコンテスト・・・新しい演目2つに日英スピーチ2つ、乗り切った。

さて、今日はその中でスピーチコンテストについてをば。

まず、春のトーストマスターズクラブ(春のパンまつりみたいだ 笑)インターナショナルスピーチコンテストの流れを説明しようか。

こんな感じで日本語・英語・・・最近は中国語も開催されてるみたいだけど、ここでは日本語・英語のみの話にしておくね・・・2つのスピーチコンテストが同時進行していくのよ。間違ってたらコッソリ指摘してね。
※エリア内のクラブ数とか、ディヴィジョン内のエリア数とかによって勝ち上がる人数が異なるからね。以下はあくまで2015年春の時点の栄クラブの場合ね。

インハウスコンテスト(各クラブ内での代表を選ぶコンテスト 2名選出)

エリアコンテスト(そのクラブが所属するエリア・・・大体3~4クラブぐらい?の代表を選ぶコンテスト 2名選出)

ディヴィジョンコンテスト(そのエリアが所属するエリア・・・大体4エリアぐらい?の代表を選ぶコンテスト 1名選出)

ディストリクトコンテスト(全国大会・・・日本はディヴィジョンが8つあるので、8名が出場)
日本語スピーチはここまで。

世界大会セミファイナル(英語スピーチ 1名が出場)

世界大会ファイナル(10ブロックのセミファイナルを勝ち上がった代表10名が出場)

・・・で、今回アタクシは日本語英語ともにエリアコンテストを勝ち抜いてディヴィジョンコンテストに出場したんよ。

結果は、英語は入賞ならず、日本語は3位。

まず「英語落語家」だから、英語が入賞できなかったのは悔しかった!これは素直な感想。当然、入賞した方達の質の高いスピーチには「あぁ、まだまだ自分はあそこに食い込めてないな。食い込むにはもうひとつ、ヒネリ必要だ」と感じたね、素直に。

そして、日本語スピーチ。

こちらに関してはね、ちょっとした実験が含まれててね。

最近のTEDとかもそうなんだけど、世界大会などで披露されるスピーチって、凄く演出が凝ってて。ステージとかを広く効果的に活用するのね。物凄く計算された動きになってるの。

そこに敢えて「落語・講談調」・・・すなわち、「一切動かない・カミシモの切り替え・声色の切り替えだけで、聴衆に状況を想像させる」演出でもって日本語スピーチは挑戦してみたの。

さっきも言ったように「英語落語家」だから、普段のクラブ例会では(勿論、栄クラブはバイリンガル=日本語英語両方あるクラブだから役割をやったりと、そういったことは当然やる)スピーチは英語でしか作ったことなかったの。今回の日本語スピーチは、いわば自分にとって初めての日本語スピーチなのね。

「自分の日本語スピーチ、落語・講談調のスピーチ・・・今の自分の技術・構成力・話術・演技力で、どこまで通用するのか?」ってのが、今回のテーマだったんだ。

そんなこと、誰にも言ってない(正確にはエリアコンテストのインタビューで「このスピーチに対するこだわりは?」という質問があったのでそこでは答えた)からさ、当たり前だけど各コンテストでの皆さんからもらうフィードバック・コメントでは「もっとステージを広く使ったら」というものを沢山頂戴した。

今回、自分にとってコンテストはもう終了したから、来年に向けてTM田村さんのように、スピーチを研究しようと思ってる。だからこれは、2016年4月現在の喜餅が持ってる経験・データに基づいた意見として聞いて欲しいのだけど・・・ステージングって、演出上「絶対的に必要な」「必然性」があるからステージを活用する訳であって、「ステージを使う必要がないのにステージを動き回ること」ありきじゃないと思ってるのね。

ただ単に、意図や目的がなくステージを左右に動く・・・その移動は本当に必要なものなのか?ってのが、今の自分にはどうしてもわからなくてね。

これは、英語落語が背景にあるアタクシだからこそ、逆の意味の職業病なのかもしれないんだよ。オリジナルの演目つくったり、既存の演目に喜餅アレンジを加えるにあたり、絶対的な前提として「座布団の上で」「噺家一人で」「使えるものは扇子と手ぬぐいで」という縛りがあって、そこから演出を考える。

もう、そういうカラダになってしまっているんだよね。だからこそさっき「2016年4月時点での」という限定をさせてもらったの。これからのスピーチ研究であったり、これから得るトーストマスター経験で、考えが変わったりするかもだからさ。英語劇だって挑戦したいし。

それに、ステージングを完全否定してる訳じゃないからね。意図のハッキリした、それこそ本当にステージの幅・奥行きを効果的に使ったスピーチ、作ってみたいもの。英語スピーチは、世界大会を意識して(?)ステージを広く使った演出を加えてみた。対して日本語スピーチは、上記のような「挑戦」の意味も込められていたのでステージ上、一歩も動かないものとなったんだ。

動かなかったのには、理由があったんだ。

そして、アタクシの2016年春の大会は終わった。

凄くよい経験になったよ。

必要以上に「勝てるスピーチとは?」とか、現時点では考えるべきじゃないのかもしれないけど、どういったアプローチをすればいいのかなどは、色々考えさせられたかな。

英語落語をやっていることでプラスになる点、逆に少しマイナスになる点、とりわけ最大7分半という「時間」に対する観念など・・・色々と考えることができたよ。目的地に対する広げた地図の上で、今の自分はどこにいるのか?わかった気もする。

そしてなによりも、他のコンテスタントのスピーチの素晴らしさ、そしてディヴィジョンコンテストという大きな規模の運営を滞りなく進められたホストの方達の素晴らしさ、さらには100名もの聴衆のコンテスト全体を盛り上げようとする前向きな姿勢に対し、凄く感動した。

今度また記事に書くけど、「応援してくれてること」の大事さを今更(ホント・・・40年以上生きてきて、バンドも若い頃やってて・・・既に自分の寄席24回もやってるのに今更!)ながらに感じたしね。

物凄く、実りの多い大会だった。

今年の秋の大会はテーブルトピックスだから、どこまでいけるか皆目見当もつかない(笑)インハウスすら勝ち上がれないんじゃないかと思ってるけど・・・来年の春、また一段レベルのあがった喜餅のスピーチ、お見せできたらいいなと思ってるよ。

勉強になった。

おあとがよろしいようで。

Advertisements

About HoneyPotter

a Japanese/an English learner/a computer game player/a volunteer guide/an English rakugo performer (my stage name: 喜餅/Kimochi)
This entry was posted in Uncategorized. Bookmark the permalink.

Leave a Reply

Fill in your details below or click an icon to log in:

WordPress.com Logo

You are commenting using your WordPress.com account. Log Out / Change )

Twitter picture

You are commenting using your Twitter account. Log Out / Change )

Facebook photo

You are commenting using your Facebook account. Log Out / Change )

Google+ photo

You are commenting using your Google+ account. Log Out / Change )

Connecting to %s