2017年春季コンテストを終えて③・了

一席お付き合いを。喜餅です。

スピーチのネタに関するメンタルブロックは解消されたものの、もう一つの「そんなに俺、偉くないから」って箇所は解消されないまま・・・もう一つ、新たな問題が生まれるというね。

人生、そんなに甘くないゾ(笑)

さぁ、どんな問題か・・・。いってみよー!

皆さんは、落語、とりわけ江戸落語の噺家さんの高座を観たことある?出囃子にのって、多くの噺家が・・・全然胸をはらず、むしろ若干猫背気味に高座まで来て座布団に座って話す。その語り口調は江戸弁のリズムにのって軽快に流れるものの、噺家はあくまで噺の「語り部」・・・各登場人物以外の地の部分については、どちらかというとひいた形でひょうひょうと語っていく・・・サゲ(オチ)にいくと、若干こそばゆい感じでお辞儀をして高座をあとにする。

想像できる?

噺家さんって、基本「アタクシめごときが」・・・じゃないけれど、斜に構えた空気を出してるトコ、あると思う。だから、芸としての個性は出すけど、その人の人格や歴史というか、その人そのものを全面に出すことがないと思う。

これが、多分、最大の「スピーチと英語落語が相容れない箇所」にあたると思う。

スピーカーと、ストーリー(スピーチ)との距離感。(英語)落語の方が、とりわけナレーションの部分でスピーチより離れてるの。

もう今回は腹をくくってこれでいこう!ストーリーテラーとして臨むぞ!って全国大会まで進んだけど・・・トーストマスターズだけじゃないのかな?パブリックスピーキングの世界でいうところ「共感」というのか「コネクト」というのか・・・重視されるよね。それらを獲得するには、アタクシのスピーチは「当事者感」が希薄なんだよね。技術を沢山入れたから、それが余計に色濃く出てると思う。

田村さんから頂戴したフィードバックの殆どがやはりコネクトに関するものだったしね。

これは完全にストーリーを組み立ててる時に英語落語を作る感じで作っていることが理由だと思う。

どっちが正解でどっちが不正解、なんて二元論じゃないからね念のため(笑)デリバリー技術については、英語落語をやってて身についたものばかりだし、スピーチへの応用は十二分に可能性を感じてる。

要は、スピーチの作り手である喜餅の引き出しに、パブリックスピーキングにあるべきものができてない状態で、パフォーマーである喜餅に「これでやってこい!」ってぶつけちゃったってことかな。パフォーマー喜餅は、もう持ってる武器で戦うしかないもんね。

ちょうど今さ、秋の「ほら話コンテスト」の準備で、はじめて人のために原稿書いてるんだよね。・・・で、昨日、第一稿を相手におさめたらさ、開口一番「コネクトがない Division どまり」って。もうね・・・「なんだよコネクトってさ!ってか、Division 『どまり』って!」って思った(笑)全国大会終わったばかりでまたそこかよ、って思ったけど、悔しくてさー。だから、一日考えて、設定は同じだけど視点を変えて第二稿を作り変えてみたんだよね。・・・で、さっき提出したら「物凄いよくなった!今回はコネクトを感じる!ステージに立ってる自分の姿が見える!」って。

自分の感覚が皆が言うところの「コネクト」と合ってるかわかんないけど、全国大会の経験・・・これは、皆さんからもったコメントシート内のフィードバックも含む・・・は、今の喜餅に色濃く反映されてると実感したよ(笑)

英語落語をバックボーンに持っているが故のコネクト不足・・・ストーリーテラーとして劇や芝居の色を強く出した喜餅の2017年の挑戦は、こういった感想・所感でもって、幕を閉じたよ。また一年、パフォーマーとしてどんな経験を積んでいくかわからないけれど、きっとまた今の喜餅とは違った喜餅を皆さんにお見せできるのではと思ってる。

最後に「スピーチをするほど自分は偉くないっす」というメンタルブロックについて、偉大なる友人である田村直樹さんは「喜餅さん、ほら、ジャッジってさ、コンテスタントの肩書きや功績に左右されたらダメでしょう?あくまでステージ上で展開される事柄だけをもって、ジャッジしないといけないでしょう?スピーカーも同じ感覚で臨めばいいんだよ。喜餅さんが偉いとか偉くないってのは、舞台にあがったら関係ないよ。喜餅さんは喜餅さんの7分30秒を全力で見せるだけだよ。偉い偉くないという感覚よりも、自分をどれだけ聴衆に見せることができるか?に集中すればいいよ。偉くなくなっていいんだよ」と。

仲良くなればなるほど、深く知れば知るほど・・・その奥行きの深さ、そう「深み」を感じる人だよ、本当に。

・・・という訳で、3回にわたって全国大会を振り返ったよ。自分のほら話はまだ脳内プロットレベルなのに、他人様のはもう第二稿までいってます(笑)さっき「全国大会の経験」と書いたけど、ちょっと訂正。スピーチアイデアの脳内構築からはじまって全国大会で終わったこのコンテストジャーニー、ここでの経験全てが、パフォーマー喜餅の血肉になった気がしてる。

来年、また勝ち上がることができるかはわからないけれど、また今年と同じように日本語・英語の両刀で挑戦すると思う。今年の喜餅とはまた違った深みを携えて、舞台にあがることができたら・・・と思ってる。

全国大会、また頑張るゾ!

おあとがよろしいようで。

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About HoneyPotter

a Japanese/an English learner/a computer game player/a volunteer guide/an English rakugo performer (my stage name: 喜餅/Kimochi)
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